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浦部裕光展
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 表参道で開かれている浦部裕光さんの彫刻展を見に行った。先ず、目に飛び込んできたのが写真の作品、アフリカゾウの面だ。ほぼ等身大の象の頭はリアルに彩色され、打ち込まれた銅の目が怪しい生命感を醸し出していた。他にもアリクイ、ナマケモノ、ダチョウも面が並ぶ。どれも作家の形に対する正確な観察力が見てとれる。今後の作品が期待できる。
気象台
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機会があり、横浜気象台を見学することができた。関東大震災直後の建物で、内部は昭和初期のドラマのロケがすぐにでも出来そうな雰囲気だ。もちろん機材はコンピュータ化されているが、建物とマッチしていない。それに気象の観察には人間の目視によるデータも重要ということで、デジタルでありながらアナログという現場を垣間見ることとなった。
新潟 川口町
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 松岡達英さんの新潟 川口町にあるアトリエを訪ねた。2003年に出版された「野あそびずかん」の舞台となった土地を案内していただいた。本が出版された後、中越地震に襲われ、本に登場する土地の方が亡くなられたり、古い民家が消え、鯉の池が決壊し、山が崩れた。今は道路はほぼ整備され、池も新たに作られ、山の亀裂も草に覆われてそれとはわからない。それでも気をつけて見回すと猛烈な地殻の変動の爪あとがそこかしこに残っていた。「野あそびずかん」は地震前後を伝える貴重な本となった。

 写真はクロサンショウウオの卵塊。自然の営みは何事もなかったように続いている。
読書
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 米原万里さんの「打ちのめされるようなすごい本」を読んだ。読み手は米原さんの読書量と書評の見事さに打ちのめされるような本だ。一日に7冊読むこともあるという米原さんの書評から感じる柔軟な思考、感受性が素晴しい。昨年亡くなられたので今後新刊を読むことはかなわないことになり残念だ。紹介されていた本を片っぱしから読みたくなる。先ずは最近話題の池谷裕二さんの「記憶力を強くする」に挑戦する。本を沢山よんでも記憶していないと困るという理由もあり、この一冊にきめた!

 写真は国立西洋美術館で行われていた「イタリア・ルネサンス版画」展のチケット。15世紀後半から16世紀前半の版画の技術の高さがうかがえる展覧会だった。西洋絵画史の知識があればより楽しめたのにと勉強不足を反省した。もっと本を読んで勉強しよう。
ジェニイ
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ポール・ギャリコの「ジェニイ」を読み終えた。普段、小説を読むときは早くその先を知りたくて時間の許す限り本を手にしているが、この本はページ一枚、一枚が愛おしく、なるべくゆっくり読み進み、書かれている世界を楽しんだ。描かれた猫の世界、ジェニイとピーターの冒険、互いを思いやる情愛に久しぶりに心を躍らせる読書ができた。猫好きとしては当然、猫はいろいろなことを考えているに違いない、人間を観察しているに違いない、猫はそういうことができる動物だと確信しているが、この本を読み終えて、ますますその気持ちが強くなった。
我が家の愛猫うみもきっと哲学している、思索している・・・・とおもっているよ、かわいいだけじゃなくて。